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予防接種のご案内

予防接種の予約はこちら

当院では、地域のみなさまに向けて、内科にて予防接種を実施しております。予防接種を実施している目的は、みなさまの体に免疫力をつけることによって、感染しやすい病気に対する抵抗力をつけていただき、実際の感染を予防することです。また、もし感染をしてしまった場合でも、予防接種をしておくことで、病気の症状の軽減を図ることができますので非常に大きなメリットとなっています。

例えば、肺炎球菌ワクチンの予防接種を受けておくと、息を吸っても苦しい状態が続くような重度な症状に見舞われず比較的軽症で済んだり、感染しても治療を受けながら日常生活を大きな苦痛なく過ごすことができた、ということが想定できます。そしてまた、地域の多くの人が予防接種を受けるほど、地域のなかでの病気の蔓延自体を防ぐとても有効な手段となります。そのことが相模原市及び周辺地域への大きな貢献になると考えているため、当院では予防接種の実施にしっかりと取り組んでいます。

免疫力の低下している高齢者の方々や、生活習慣病など持病をお持ちの方々におかれましても、ご自身の体を病気の感染から守る点で予防接種は非常に有効です。当院で受けられる主な予防接種をご説明します。

 

肺炎球菌ワクチンについて

肺炎球菌ワクチンでは肺炎球菌感染症の予防を目的としています。肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。
この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで免疫力が低下した際に、気管支炎、肺炎、敗血症などの重大な病気を引き起こします。肺炎は、国内の死因の上位になっており、日常的に生じる成人の肺炎のうち3分の1は肺炎球菌が原因と考えられています。そのため、国では65歳以上の高齢者を対象に、定期予防接種の実施を整備しました。

 

インフルエンザワクチンについて

インフルエンザワクチンではインフルエンザウイルス感染症の予防を目的としています。インフルエンザウイルスは容易に変異しやすく、一度予防接種を受けても、変異したウイルスには効かないことがほとんどのため、毎年予防接種を受けることが推奨されています。インフルエンザウイルス感染症に罹患すると、38度以上の発熱、頭痛、関節・筋肉痛などが急に現れ、高齢の方や慢性疾患を持つ方は肺炎を伴い重症化し、命を落とすリスクもあります。ワクチン接種を受けた高齢者は、死亡の危険が5分の1に、入院のリスクが2分の1に減少することが期待できるとされています。人に感染させないためには、咳エチケットと手洗い、手指消毒が有効です。例年12月から3月にかけて流行します。

 

新型コロナウイルスワクチンについて

当院は新型コロナウイルスワクチン接種会場となっています。
(令和4年6月現在)受付は、相模原市新型コロナウイルスワクチンセンターとなっていますので、お問合せください。ワクチンセンターより連絡を受けて、接種を実施しております。

新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスと同じく、容易に変異しやすい特徴を持っています。恐らく、毎年の予防接種が推奨されていくだろうと予想されます。

(※2023年4月以降当院では実施していません。)

 

 

 

困ったときにお読みください。

予防接種Q&A(よくある質問)

予防接種はいつでも受けれますか?

予防接種は完全予約制です。
お電話にてご相談・ご予約ください。
当院で取り扱っている各種ワクチンの在庫が無くなり次第、受付は終了となりますのでご了承ください。

肺炎球菌ワクチンの予防接種は受けられますか?

肺炎球菌ワクチンに関しましては在庫状況によりご予約を承っておりますので、お問い合わせください。

A型・B型肝炎の予防接種を受けられますか?

実施しています。
ただし、ワクチンは取寄せになりますので事前にご連絡ください。
(取寄せには1~2日を要し診察後接種となります。)

季節性インフルエンザの予防接種を受けられますか?

インフルエンザに関しましては10月から1月の間で入荷次第ご予約を承っております。
受付時期についてはシーズン近くになりましたらお問い合わせください。

すぐに予防接種を受けられますか?

当日の接種のご希望はお受けしておりません。

風邪をひいていても予防接種を受けられますか?

熱がある場合(目安は37.5度以上)には延期になります。
熱が下がって1週間後以降に予約を取り直してください。
基本的には体調が良い日をおすすめします。

予防接種の後お風呂に入っても大丈夫ですか?

接種部位を強くこすらなければ、普段通りの生活で大丈夫です。

何種類か予防接種をしたいのですが接種間隔に決まりはありますか?

以下の3つのルールを守っている場合には、次のワクチン接種を受けるまでの間隔に制限はありません。医師に相談の上、接種を受けるようにしてください。

  1. 注射生ワクチンは次の注射生ワクチンの接種を受けるまでは27日以上の間隔をおくこと
  2. 同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合はワクチンごとに決められた間隔を守ること
  3. 発熱や接種部位の腫れがないこと、体調が良いことを確認しかかりつけ医に相談の上、接種を受けること

代表的な生ワクチン→麻疹・風疹・水ぼうそう・おたふく等
不活化ワクチン→B型肝炎ワクチン・破傷風・肺炎球菌・インフルエンザ等

予防接種の副反応について教えてください。

ワクチンを接種した際に起こる身体に有害な反応のことです(薬の場合副作用といいます)
接種した部分が赤くなったり熱が出たりなどが一般的によく認められる副反応です。

ごくまれにアナフィラキシー(ワクチンのアレルギー反応で呼吸困難やショックなど重篤な症状が現れること)という重い症状が起こることがあります。
そのほとんどは接種後30分以内に現れますので接種後30分は院内滞在や連絡がつきやすいところにいるようにしてください。

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