アレルギーも一般的に内科に含まれますので、花粉によるつらい鼻水、鼻づまり、くしゃみでお悩みの方へは、当院でも花粉アレルギーに対するお薬を処方しております。その年の患者さまの症状をしっかりとお伺いし、抗アレルギー薬に加えて、症状によって痰を切るお薬、頭痛薬、咳が強い場合などに気管支を広げる貼り薬、咳を鎮めるお薬なども内科で処方できますのでお気軽にご相談ください。お薬のなかには副作用として眠気が強く出るものもありますので、診察の際には、お仕事の内容や車の運転の有無など、医師にお伝えください。花粉症に対する抗アレルギー薬は一種類だけではなく、眠気が強く出るものもあれば、それほど強く出ないものもありますので、患者さまの状況に合わせて医師が薬を選択いたします。花粉症かどうかわからない方へは、アレルギー検査を行って花粉症かどうかの診断をつけます。今まで花粉症にかかっていなかった方も、ご心配でしたらお気軽にご相談ください。

 

 

 

困ったときにお読みください。

花粉症Q&A（よくある質問）

花粉症の診断はどうやってするのですか？

花粉症の診断の多くは、花粉飛散時の症状の有無で診断されます。また、血液中にある花粉に対する抗体の存在や鼻の粘膜を直接みてアレルギーの反応を観察することもあります。

花粉症は早く治療するとよいですか？

花粉症の症状が起こった初期は鼻粘膜にまだ炎症が進んでいないので、この時期に治療を開始すると花粉症の重症化を防げる可能性が比較的高くなります。

花粉症がひどくならないよう普段の生活で何に注意すればいいですか？

睡眠を良くとることは正常な免疫機能を保つために重要です。風邪を引かない、酒、タバコをなるべく控えることも鼻の粘膜を正常に保つのに重要です。

花粉の季節でなくても花粉症の症状が出ますか？

イネ科の花粉症は6～8月、ブタクサの花粉症は8～10月に症状が出ます。

どうして花粉症の症状が出るのですか？

体が花粉を外に出そうとしているからです。くしゃみで吹き飛ばし、鼻水と涙で花粉を洗い流そうとしています。

花粉症に効くといわれている健康食品などの効果はありますか？

花粉症に効くと言われる品々が実際に花粉症の症状を良くするというデータは充分にないのが現状です。

花粉症は完治できるのですか？

完治の可能な治療法は減感作療法（当院ではやっておりません）だけですが、治療に長い期間がかかり完治する率も決して高くありません。