変形性膝関節症の治療:薬物療法
膝の痛みを抑える、動きをよくする効果があります。
痛み止め…飲み薬を使ったり、湿布や塗り薬を使うことがあります。一時的に痛みを緩和することができますが、副作用が出ることがあります。特に長期間痛み止めを飲み続けると胃潰瘍などを起こすことがあり、注意が必要です。
ヒアルロン酸注射…関節内に軟骨保護・膝を滑らかに動かすことができるようになるヒアルロン酸を注射することがあります。一般的に週1回の注射を5回した上で効果を判定することが多くなっています。5回終了後は隔週や月1回の注射を続けていくこともできます。
ステロイド注射…関節内にステロイドという炎症を強力に抑える注射を打つことがあります。痛みを抑えるという点では効果は強いものの、さまざまな副作用(ばい菌感染や骨・軟骨が弱くなりより変形が進む)などがあり、頻回の注射は行わない方がいいと考えます。
変形性膝関節症:手術へ